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乗り始めて半年、ちょっとづつバイクにもなれて来たのでここいらでちょっと感想を。
アクセルに関する事:
良い所*
B3になってツインバタフライになったスロットル。低中速のレスポンスも良く、街乗りでも以外と楽に走れます。高速道路で巡行する時もアクセルが過敏すぎず、開けたら開けた分だけ閉めたら閉めた分だけ過減速してくれるので扱いやすくなっていると思います。
アクセル自体はモデル中一番軽いです。長時間の高速道路走行でも右手は疲れないと言う事はないですが疲れにくいですね。
悪い所*
ごくまれに低速ギア低回転からガバチョと一気にアクセル全開にすると、一瞬全然加速ぜず「んっどうしたんだ」と思っているといきなり怒濤の加速し始めビビることがあります。(普通に全開にすればそんな事はありません)
それと、5速6速での高回転の伸びが今ひとつなのと9000rpmにちょっと谷があります。
ブレーキに関する事:
良い所*剛性感もあり良く効きなおかつ扱いやすいブレーキです。
悪い所*ノーマルのブレーキホースでは今一タッチがフニャフニャして若干分かりづらい所があるので、ホースをステンメッシュに換える事でより分かりやすくなります。
ハンドリングに関する事:
初めて乗った大型車がこの12Rですが、見た目や足付き性の悪さ車体重量とはうらはらにとても軽快かつ安定したハンドリングだとおもいます。峠や街中では加重をかけるとハンドルがカクッときれて、あとはグイグイ曲がって行きます。高速道路では速度に比例して安定感が増して行く感じですね。
自分はまだヘタレなのでなかなかバイクの性能を使えないのですが、そんなオイラでも扱いずらいと感じたことがないです。
マフラーに関する事:
良い所*
音量が静かのわりに以外と重低音で音質はわりといいと思ってます(個人的に好み)。
悪い所*
高回転で回し続けるとサイレンサーのマウントの根元が熱で変な変色のしかたをします。排ガスと音量を押さえるために局部的に排圧がかかっているんでしょうね。これはB3特有の症状の様です。高回転の伸びが足りないのもこの辺の排気のロスが原因かもしれませんね。
それと、サイレンサーの熱がタンデムステップに伝わってしまうのか、後ろに乗る人は靴底が薄い靴で乗ると足の裏が熱いそうです。
あと触媒もかなりの高温なためエンジン止めた後でもなかなか冷えず人通りの多い所での駐車はかなり気を使いますし、バイクカバーもなかなかかけられません。
ブレーキホースにつづきマフラーも交換ポイントかもしれませんね。
イモビライザに関する事:
B3から付いたイモビライザ。でも特に音を出すとかそのような機能はありません。
自分の鍵以外では、キーシリンダーは回せてもエンジンがかからない仕組みになっています。
まあ直結やピッキング対策程度ですね。購入時にマスターキー1本とスペアキー2本がついてくるのですが、スペアキーは3本(全部で5本)まで複製できますが、マスターキーを紛失するとコンピューター丸ごと交換になりかなりの出費になるそうです。
燃費:
街中&峠10〜13km/L、高速ちょっととばして12〜14km/L、高速クルージングで17〜18km/L
とり回し:
押すとなるとやっぱ重いっす。要体力
タンデム:
掴まるところが無く座面も高いので、後ろの人は安定しないので不評ですね。
あと先ほども書きましたが右足の裏が熱い。
積載量:
ボックスの中にはたいした物は入りません。工具とU字ロックとゾウキンでいっぱいいっぱい
最初はおっかなビックリでしたが、慣れてくるとでかい割には思いのほか良く走り良く曲がり良く止まる扱いやすいバイクだと思います。
街、峠、高速いろんな場面がありますが、速い遅いは抜きにしてどこ走ってもホント乗っていて楽しくヘタレでも受け入れてくれる許容範囲をもつバイクですね。でもやっぱり一番面白いのは高速かな。
夏場は暑いのはこのクラスのバイクの宿命。
ついでにフルノーマル時のパワーグラフ添付しておきますね。ピークパワーなどは条件によって誤差があるので、トルクカーブ&パワーカーブを参考にしてみてください。
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