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▼ヤックンさんwrote:に返信
そもそもハイオクガソリンを使用するという事は、エンジンの出力向上の為、ガソリンの燃焼効率を上げる目的で点火時期を進角させるので、燃焼速度の遅い(引火点の高い)燃料が必要になる為に使用するのです。
つまりレギュラーガソリン仕様のエンジンよりも点火時期が早く圧縮比も高く設定されているハイオク仕様のエンジンで、オクタン価の低い燃料を使うと燃焼室内の燃焼ガスはピストンが圧縮上死点に達する前に最大圧力を迎え、結果として上昇中のピストンを押し下げる力が働く為に「カリカリ」「カンカン」などの金属音が発生しピストンやクランクジャーナルなどに深刻なダメージを与える結果となります。
現在のバイクは昔と違いコンピューターの導入やインジェクションの採用によりキャブレター時代より大幅に進化しましたが、まだまだ車より遅れているのも事実で、少しのユーザーのミスや機械の故障などによるトラブル回避の為のフェイルセーフの部分などはまだまだです。
つまり車ではユーザーが誤ってレギュラーガソリンを入れたとしても、シリンダブロックに取り付けられたノックセンサがノッキングを検知し点火時期を自動的に遅角させトラブルを回避するようなフェイルセーフ機能があらかじめ搭載されています。
バイク全般では分かりませんが12Rにはノックセンサーは付いていなかったと思います(CPUにフィードバック機能も無いですよね?・・・隼にはO2センサがついてフィドバックが働くようですが・・・さすが乗用車メーカー!)
しかしモンスターバイクの12Rといえど所詮市販車ですので安全マージンは大きめにとってあるでしょうし、それがフェイルセーフのようなものではないかと思います。
ノッキングについてですがハッキリ言ってこれが分からない人はいません!と言いたいですが車と違ってバイクはメットを被り大きな風切り音に邪魔されて分かりにくいと思います。
でも現状の性能から見ても特に問題は無いと思いますよ!アイドリングのハンチングは外品マフラーをつけているのであれば仕方ないですが、純正マフラーならスロットルボアのクリーニングで直る場合も多いですよ!
長々と書き込み申し訳ありませんでした。
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