|
昨年の末に息子が帰ってきてから約3ヶ月
5回ほど行程50キロほどのショートツーリングをしました。
毎度同じコースです。
毎回中間地点でエンジンをかけたままで停車し、リザーブタンクを見ると気泡が出てきます。
ボコボコという感じではなくポコポコという感じです。エアーが抜けて行ってるんだなと考えてそのまま
気泡が抜けるまでしばらく待ちました。約15分ぐらい毎回かかりました。
この症状は帰宅しても同じで同様に気泡がなくなるまでアイドリングをしました。
このエア抜きをしているかぎりはHレベルにあった冷却液がミドルレベルに安定し何の問題もないかのように
思われました。
しかしどう考えてもこのようなエア抜きを毎回しなければならないのはおかしいと思い3月16日の守山ミーティングより普通に停車時にはエンジンを切ることにしました。
そうするとそれ以来リザーブタンクからラジエターに冷却液がもどらず。
ショップに不調を訴えました。後日次のような対策をすることで同意しました。
1 冷却系のすべてのホース類を交換すること
2 ホースを止めているクリップをねじ式のバンドに変えること
3 工場長の要望でガスケットを交換すること
不調のまま明石の工場見学の前日を迎えました。
愛知の自宅を出発前にラジエターキャップを開けて冷却液を補充すること約0.3リットル
東名・名神を走行しました。ちょうど200キロ(速度ではありません距離です)ほど走行し大津に差し掛かった所で交通量が増えはじめ法定速度で走行し始めたら、途端に水温計が上昇し始めてあっというまに一番上にさしかかりました。これはまずいと大津SAに入ったところ停車してすぐに水温計は異常シグナルを点滅し
お漏らしをしていましたあわててエンジンを切り、手動で冷却ファンをまわし30分ほどエンジンを冷やしてからいったん実家の大阪に向かいなんとか到着。夜 ラジエータキャップを開けたところ0.4リットルほど冷却液を
補充し翌日 明石工場見学会に参加しました。
工場見学会で息子の症状や窮状を訴えたところ『カワサキモータースジャパンの技術指導グループの能地さん』が診てあげますと快くおしゃってくださって、工場見学会の後チームグリーンの監督も交えて調べてくださいました。
ラジエータキャップを開けテスターで1.25kgf/cm²に加圧すると漏れるわ漏れるわ6箇所ぐらいから冷却液が
漏れ始めました。このときに私が思ったことは次の2点です。
1 これが原因だったのか! ついに直るぞ!
2 こんな初歩的な点検もショップはやっていなかったのか冗談じゃないぜ。
さんざん液漏れがないか確認するように頼んだのに!
その後、ホースを止めているバンドを増締めし再度加圧テスト、漏れのないのを確認し、冷却液を補充し10分ほどの暖機運転でエア抜き完了。
漏れがあった箇所は大半がショップがさわったであろう箇所であったが1箇所はエンジン後方であったのでこれは出荷時の状態であろうと思われる。
能地さんが暖機運転中に出てくる気泡の量が多いので『気になる』とおしゃたことがこのあと的中するのです。私が『ガスケットに問題があるかもしれませんか』という問いにも『可能性はある』とおしゃていました。不安がる私に名古屋支店に話を通しておくから、これで直らなかったら相談してくれと親切におしゃてくださいました。
カワサキモータース特に能地さんの誠実な対応には本当に感謝しています。改めて御礼申し上げます。
その後 息子はMLにあるように不調のままですが、いくつかはっきりしたことがありますので明石工場見学は
無駄ではなかったと思います。
どうも息子は外からエアを吸っているのではなく内部からエアを吸っているようです。走れば走るほど、アクセルを開ければ開けるほどラジエータ内にエアが入りリザーブタンクに冷却液がどんどんでていきエアが中に居座って最後にはオーバーヒートまたは冷却液のジェット噴射・・・
ガスケットを交換すると直るんでしょうか。
また、今のショップにやらせていいものやら・・・。
とりあえずショップに整備点検に対する姿勢を問いただしに行こうとは思っています。
皆さんの貴重なアドバイスお待ちしています。 つづく
|
|
|