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▼かめ仙人さんwrote:に返信
>3 ウォータポンプインペラのトラブル全く解りません。どのようなものか教えてください。
ウォーターポンプインペラとは、ウォーターポンプのケースの中で回っている羽根車です。車体左下のホースの付根のカタツムリ状の部分の中に入ってます。冷却水循環の要ですので、インペラが逝くとさすがに冷却効率はがた落ちです。そんなパーツのトラブルが(ないと思いますが)起こっていた場合、オーバーヒート傾向が極端に強くなります。が、リザーブタンクから液が戻らないという症状とは直接つながりづらいと思います。
>4 先日ある方に12Rの不具合について相談したところ、『冷却液をラジエターに補充したあと
> 暖機運転をしてエア抜きをしようとすると液面が上下にゆれてあふれ出してしまう。』と言ったら
> それはどこかに大きなエアを噛んでいてそのようになる。大きなエアを噛んでいるとリザーブタンクからも
> 液を吸わなくなると言われました。本当にそうなんでしょうか。またどうしたら直るんでしょうか。
エア噛みは解決したものとして考えていましたが、まだエアが残っているとすれば、「それ」はありえます。空気の方が冷却液より圧縮されやすいので、水温が上がって冷却液が膨張すると、空気が圧縮され、冷えると冷却液を吸うより先に空気が膨張してしまうので、見かけ上の体積変化が少なくなるのですね。
解決法は、車体への「愛」です(爆)。
アンダーカウルは全取っ払いして、キャップをあけて、暖気した状態でとにかくホース類は全て、「揉んで」みましょう(SMにも、「ホースを揺すって」という記述がありました)。それから、キャップ直下の水面ですが、首の細くなったところより上にあっても、リザーブタンクに液が戻るだけなので、最後に締めるときだけいっぱいにしましょう(こぼれる量を減少させられます)。場合によっては、エア抜き中に多少レーシングしてもいいかもしれません(液の流速が上がります)。
最後は「根気」です。焦らずじっくり取り組んでみてください。
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