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▼Kenjiさんwrote:に返信
>モトレックスのOILですが、あの値段(パワーシント)で
>あの表示規格はお買い得感があってひかれます。
>どなたか実際に使用している方いらっしゃいますか?
お昼ご飯が食べたいので、モチュールからモトレックスにして9回ほど交換しました。以前投稿した「モトレックス御報告です」の過去ログにもありますが、使用感はなかなか良いです。水温を上げないように使用時間帯があまり車が混んでいないとき、信号待ちをあまりしないときに乗るようにすれば良いと思います。10−60というワイドレンジの宿命か、増粘ポリマーがミッション等の剪断により破壊されるためか、あまり持ちは良くないので、乗り方にもよりますが、1000キロから1500キロくらいで交換した方が良いと思います。オイルにとって過酷な状況といえる気温30℃以上での全開や夏の渋滞ではもう少しベースが固い15−50、15−60、20−50くらいがよいのではないでしょうか。高気温にクーリングファン改造やラジエタ大型化という対策もありますが、改造せずにケミカルで少しでも対応させるならオイル交換は早め、冷却水は夏場のみワコーズのヒートブロックを入れると気持ち水温が下がるようです。
あと、高速道路などで1〜2時間くらい走行したら、冷却のため30分以上休ませてあげると、ほんのちびっと粘度が復活するようです。
余談ですが、12Rはミッション潤滑をオイルを霧状にして行っているため、あまりオイルが固いと低温時にはダメージがあるような気がします。それにしても、エンジン音やシフトタッチが、カワサキにしては緻密に組み上げられていると感じます(逆に言うならクリアランスが少ない)。
もっと余談ですが、ブラックバードではチタンフルエキにしたら油音が5℃くらい下がりました。エキゾーストパイプが冷却フィンのような働きをするのかどうかは謎ですが、
97ブラックバードは気温30℃以上の全開に耐えられるよう水温は70℃くらいのオーバークール気味なのに対し、オイルクーラー位置の風通しが良くないため、油音は100℃以上という現象が起きていて、オイルの寿命、各部カジリの防止から考えると、この5℃は限界域では大きいものがあると思います。
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