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	 初充電 
 メンテナンスフリーバッテリは、電解液を注入しただけで 
そのまま使用することができるが、次表のような場合にはバッテリでスタータモータを回して 
始動できないことがあるので、その場合は初充電を行ってから使用する。ただし注液10分後に 
デジタル電圧計を使って測定した端子電圧が12.5 V以上であれば、初充電は不要である。 
 
                         要 占                    ゛ 
oバッテリ端子電圧の測定は、小数点1桁まで読み取れるデジタル電圧計を用いて行う。 
 
 
 初充電が必要な場合                  充電方法 
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 低温時(O°C以下)                |  1.4 A x 2〜3時間 
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 高温、高湿条件で保管したバッテリ         | 
 封ロシートにはがれ、破れ、穴あきがあるバッテリ  | 
 製造日から2年以上経過したバッテリ         | 
 バッテリ製造年月日はバッテリ上面に記載されている。|  1.4 A x 15〜20時間 
  例)  12    10    98    T1   | 
      日    月    西暦   製造場所 || 
 
使用上の注意 
1)補水は不要 
   このバッテリでは、通常の使用条件下で耐用期間が終了するまで、補水の必要はない。 
   密封栓を無理やりこじ開けて補水することは、非常に危険なので絶対に行ってはならない。 
2)補充電 
   エンジンを始動できない場合や、ホーンの音が小さい、ランプが暗いなどの場合は、 
   バッテリの放電が考えられる。その場合、サービスデータ(本章を参照) 
   記載の充電電流で、5〜10時間の補充電を行う。 
   やむを得ず急速充電しなければならない場合は、 
   バッテリ記載の最大充電電流と時間に関する条件を遵守して行うこと。 
 
  注意 
  このバッテリは、上記の方法によって補充電を行えば、 
  通常は性能が低下しないように設計されている。 
  ただし、指示と異なる方法で充電した場合、著しく性能が低下することがある。 
  補充電中は決して密封栓を外さないこと。 
  過充電によってまれに過剰な量のガスが発生することがあっても、 
  安全バルブの作動により安全性は保たれる。 
 
3)数カ月間モータサイクルを使用しない場合: 
   モータサイクルを保管する前に補充電を行い、 
   (-)リードを外した状態で保管する。保管中も1ヵ月に1度は補充電を行うこと。 
4)バッテリの寿命: 
   数回補充電を行ってもバッテリでエンジンを始動できない場合、 
   バッテリ寿命を過ぎていることが考えられる。バッテリを交換すること。 
   (ただし、モータサイクルの始動システムに問題がない確認すること。 
 
△警告 
充電中はバッテリから水素と酸素が混合した爆発性のガスが発生するため、 
火花や火気を近づけないこと。またバッテリ充電器の使用に際しては、 
バッテリと充電器を接続してから充電器をONにすること。 
それによってバッテリ端子に火花が発生し、バッテリガスに引火する危険性を 
防ぐことができる。 
バッテリの近くに炎を近づけたり、バッテリ端子をゆるめないこと。 
電解液には硫酸が含まれているため、肌や眼にかからないように注意すること。 
かかった場合には、十分な量の水で洗い流すこと。異常を感じた場合には医師に相談すること。 
 
注)投稿者より 
上記の内容に関しては、一切だれも、責任を負いませんので、自己責任で判断してください。 
(^_^)v 
 
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